鳥たちのいえ

作品説明

写真家・畠山直哉。 石灰石鉱山や炭鉱、密集したビルの隙間を流れる川や都市の地下空間を写した写真など、自然と人間 の関係を緻密に構成した作品で知られている。2001年にはヴェネツィア・ビエンナーレ日本代表の1人にも選ばれた世界的に活 躍する写真家だ。そんな畠山は、東日本大震災で岩手県・陸前高田市の実家が流され、母を亡くした。それからというもの頻繁 に故郷に戻り、変貌する風景を撮影し続けている。 本作は、その創作現場に2年間密着した希有なドキュメンタリーである。

 

監督・撮影・編集:畠山容平/音楽:港大尋/整音:小川武/編集:尾尻弘一 製作:『未来をなぞる 写真家・畠山直哉』製作委員会/配給:CINEMACTION 豊劇 – 豊岡劇場 – 配給協力・宣伝:プレイタイム/協力:タカ・イシイギャラリー/2015 年/日本/ 87 分

 

畠山直哉(はたけやま・なおや)
1958年岩手県陸前高田市生まれ。 筑波大学芸術専門学群にて大辻 清司に師事。 以降東京を拠点に活動を行い、自然・都市・写真のかかわり合いに主眼をおいた、一連の作品を制作。1997年に木村伊兵衛写真 賞を受賞。2012年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館では、 陸 前 高 田 市 の 被 災 者 が 集 う「 み ん な の 家 」を 建 築 家 ら と 提 案 し 、 展 示 は 最高賞を受けた。 同年、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。

 

【料金】 18歳以上:1000円 小中高生:500円

【会場】 ギャラリー鳥たちのいえ(ギャラリー2)

【問い合わせ先】 鳥の劇場

〒689-0405 鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1812-1

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