2019.05.17(金)〜2019.05.18(土)
両日19:00~
まちなかミニミニ映画館 第三弾!
鳥の劇場
とりのげきじょう
二ヶ月に一回、ギャラリー鳥たちのいえが、ミニミニシアターに変わります。
小さい空間にぎゅっと集まって、ちょっとマイナーだけど超面白い映画を紹介。
鳥の劇場がまちなかの新しい文化の場作りに挑戦します。
一月と三月は、フィンランドのアキ・カウリスマキの作品を取り上げました。五月はイランを代表する映画監督アッバス・キアロスタミの『ライク・サムワン・イン・ラブ』、七月は三宅唱監督の『ワイルドツアー』です。
上映作品
「ライク・サムワン・イン・ラブ」
監督・脚本・・・アッバス・キアロスタミ
「友だちのうちはどこ?」「桜桃の味」などで知られるイラン人映画監督アッバス・キアロスタミ。彼がここ日本を舞台に、日本人のスタッフと俳優を使って製作した映画が「ライク・サムワン・イン・ラブ」です。この映画のタイトルを日本語に訳すと「まるで恋でもしているかのように」となります。そのタイトルの通り、この映画は日本人の男女3人が繰り広げる恋愛の物語です。とても静かな映画で、登場人物も少なく時間の経過もわずか一日足らずなのですが、世代や性別の違う3人がそれぞれ抱える愛の形や誰かが手を離したら簡単に崩れてしまうほど繊細な三角関係、それぞれが抱える心の葛藤を丁寧に描いています。外国人が撮った日本の映画とは思えないほど日本人をきちんと描いている作品です。
アッバス・キアロスタミ
「ライク・サムワン・イン・ラブ」の監督を務めたアッバス・キアロスタミは、イランの映画監督・脚本家です。映画の世界以外でも写真家、画家、詩人などとして活躍している人物なのですが、映画に関してはイランで彼に並ぶ人物はいないと言っても過言ではないほどで、イランの映画界を支える重要なひとりとなっています。「東京物語」の小津安二郎のファンで、彼は日本で映画を撮ることが20年前からの夢だったのだそうです。
(以上、公式ウェブサイトより)
【料金】 18歳以上:1000円 小中高生:500円
【会場】 ギャラリー鳥たちのいえ(ギャラリー2)
【問い合わせ先】 鳥の劇場
〒689-0405 鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1812-1
電話・ファックス:(0857)84-3268
メール:info@birdtheatre.org