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2018.03.09(金)〜2018.03.18(日)
10:00-19:00(最終日は17:00まで)
モノが物語る意匠(デザイン)の文化史
あいサポート・アートインフォメーションセンター
企画協力:一般財団法人たんぽぽの家 協力:奈良県、第17回全国障害者芸術・文化祭実行委員会
プリミティブ・アートを連想させる絵画。ミニマル・アートを想起させる素朴な粘土造形。ポップ・アートのような魅力をもつグッズたち。障がいのある人の表現やものづくりは、実に多様で独特です。どこからこんなに多様で独特の表現が生まれてきたのでしょうか。
そのルーツをたずねると、ホモ・サピエンス史上初のアートとして知られているラスコーやアルミタラの洞窟壁画にたどりつきます。古代から近現代にいたるまで異なる時代、異なる文化のものでつくられたモノのデザイン、そこにたずさわった人たちには、その記憶のDNAが流れているのではないか。
私たちが身近に見ている障がいのある人たちのアートやクラフトにも、その記憶のDNAの痕跡が発見できるのではないか。そんな想像をふくらませて、その痕跡探しをしてみました。
この展覧会をとおして、モノの中に宿る生命と、その尊厳を感じていただければ幸いです。
本展覧会は、2017年に奈良県で開催された「第32回国民文化祭・なら2017」「第17回全国障害者芸術・文化祭なら大会」の企画展「モノが物語る意匠(デザイン)の文化史」の内容を一部改変して巡回展示します。
実施にあたり、下記の皆様はじめ多くの方々のご協力を賜りました。(継承略、50音順)
大阪府弥生文化博物館/株式会社中川政七商店/合同会社楽膳/社会福祉法人みずなぎ学園みずなぎ鹿原学園/社会福祉法人南山城学園 円/社会福祉法人やまなみ会 やまなみ工房/社会福祉法人わたぼうしの会 たんぽぽの家アートセンターHANA Good Job!センター香芝/富山県埋蔵文化センター/NPO法人おりもんや