鳥たちのいえ

原画展 谷口ジローの世界5 60年代の青春ー「冬の動物園」

谷口ジローが18歳まで過ごした町・鳥取を離れて京都で就職したのは1966年のこと、翌年には上京して石川球太のアシスタントとなり、漫画家への第一歩を踏み出します。初めて作品が雑誌に掲載されたのは70年代初頭のことでした。

『冬の動物園』は、自伝的モチーフを巧みに取り込みながら、そんな時代を描いた作品です。2005年から2007年にかけて制作されました。同じく60年代末期を描いた自伝的掌編『松華楼』は1998年の作品、これに次いで長編『遥かな町へ』が描かれます。

トークイベント 「同郷の人・谷口ジロー」

3月16日(土)14:00 

会場:とりぎん文化会館 第一会議室

入場無料・先着順

問い合わせ:鳥取県まんが王国官房 Tel:0857-26-7801

谷口ジロー

1947年−2017年 18歳まで鳥取で過ごす。ヨーロッパ、アジア、アメリカで多くの作品が広く翻訳・出版され、高く評価されている。近年ではトルコ、ロシア、ブラジルでも諸作品の刊行が開始されている。また、多くの作品が各国でテレビドラマ、映画、アニメ、舞台化されている。

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